いっくん(樹)とあいちゃん(アイリス)はセンターで同じ部屋にいました。
この写真を見て、私たちの近くにいるから人馴れOKだと思いますよね。
でも、よ~く見ると・・・
(アスカさんのブログからお借りしました)
いっくんとあいちゃんは、ほとんど伏せたままだったんです。
私たちを見て喜んではいません。
ただ毛布の上から出たくなかっただけのようでした。
私がセンターを訪れた前日に譲渡会がありました。
↓ これは2年前の譲渡会の写真です。
ちょうど新しい子犬舎ができたときですね。
現在は向かって左が2~3ヶ月の子犬舎、右が3ヶ月~の子犬舎になっています。
譲渡会の参加者全員が小さい子たちのほうに集中してしまい、大きい子たちのほうには誰も見に行かなかったそうです。そこで職員さんが、目立つように大きい子たちを全員外に出したそうですが、それでもまったく注目されることはなかったそうです。
3ヶ月~4ヶ月でもじゅうぶん可愛くて飼いやすいと思うんですが・・・。
譲渡会のとき、小さい子犬のほうにはオスが10匹、メスが4匹いました。
参加者10組全員がオスを希望しました。
そして小さいほうから9匹が選ばれ、いっくんが最後に残りました。
でも、最後の人はいっくんではなく大きいほうの子犬から1匹を選んだそうです。
いっくんは誰にも選ばれることなく、1匹だけ残ってしまいました。
あいちゃんは7匹キョウダイで持ち込まれました。
他の6匹は他のボランティア団体さんに引き出され、あいちゃんだけが残りました。
来週また譲渡会があるそうですが、いっくんは「この子は出していい・・・」という職員さんの言葉で引き出しました。あいちゃんはメスなのでもちろん引き出しOKです。
いっくんもあいちゃんも、ま~ったく何の問題もないですよ!!
あ : あたしたち、残り物だったんだ・・・ い : そうなの??
仮母 : あなたたちは、うちに来るために残ったのよ。
あ : そうなんだ・・・(-_-)zzz い : ほんと??
仮母 : いっくんも安心して寝ていていいよ。
い : ・・・うん・・・(-_-)zzz
可愛いこの寝顔。絶対に幸せにしたいと思います。
「いらない命」なんて絶対にないんです。